植毛ロボットARTASⅡ

~ARTASⅡの植毛手術~

工程2)
SiteMaking(サイトメイキング)
「毛を植える穴をあける」

SiteMaking(サイトメイキング)とは、毛を植えるための穴を作る作業です。サイトメイキングには大きく2つの方法があります。「手作業」による穴あけとロボット(ARTASⅡ)による穴あけです。

サイトメイキングフローチャート
SiteMaking(サイトメイキング)

採取したもう毛髪を植えるには、皮膚に穴をあける必要があります。

サイトメイキング(穴あけ)で重要なこと!

①深さ

毛髪を植えるための穴は浅くても深くても自然に見えません。0.5mm~0.6mm程度が最適です。植える毛髪の数は数百から数千本になります。全ての穴を適切な深さにできるのが、精密な作業がロボットのメリットです。

  • 採取した毛髪とちょうど同じぐらいの深さの穴
    採取した毛髪とちょうど同じぐらいの深さの穴を作ることが最適です。
  • リッジング
    「リッジング」
    植える毛に対し穴が浅いと、皮膚が盛り上がったような状態になります。これを「リッジング」といいます。
  • ピットスカー
    「ピットスカー」
    植える毛に対し穴が深いと、皮膚がくぼんだような状態になります。これを「ピットスカー」といいます。

②角度

毛髪を植える角度も重要です。例えば前頭部に90°の直立で毛髪を植えてしまうと髪は垂直に生え、ショートカットかオールバックくらいしかセットできなくなってしまいます。生え際付近は本来およそ15°~20°なので、自然な角度をつくるとこが大切です。

  • ロボットはシミュレーションでデザイン通りになるよう角度を計算して穴をあけます
    頭髪の位置によって最適な角度は変わります。これらを考慮しながら穴をあける必要があります。ロボットはシミュレーションでデザイン通りになるよう角度を計算して穴をあけます。
  • 例えば90度に穴を作ってしまうと、生える毛は直立してしまいます
    例えば90度に穴を作ってしまうと、生える毛は直立してしまい、ヘアセットしにくくなってしまいます。

③密度

1cm2あたりの毛包単位(毛穴の数)少ないとまばらな状態にみえてしまいます。また密度が高すぎると逆に毛髪の定着率が下がってしまいます。自然に毛がふさふさして見える密度は、1cm2あたり30~60本(毛包単位)といわれています。

  • ムラなく均一な密度で穴をあけることが重要です
    ムラなく均一な密度で穴をあけることが重要です。
  • 移植部分が極端に多い、極端に少ない、穴の密度にムラ
    移植部分が極端に多かったり、極端に少なかったり、穴の密度にムラがあると自然な毛に見えません。

④毛流

つむじを中心に頭髪には毛の流れの向きがあります。これを「毛流」といいます。
本来ある毛流に逆らわず、流れのままに穴をあけることが重要です。オリジナルで毛流を作ろうとすると、既存の毛流と毛が絡まって自然な頭髪になりません。

  • 毛流(毛の流れ)
    毛流(毛の流れ)に沿って植毛を行うと自然な頭髪に見える。
  • 自然な毛流に逆らった移植
    自然な毛流に逆らった移植は自然に見えません。

⑤既存の毛髪を傷つけない(ショックロスの回避)

「ショックロス」とは??

せっかく植毛を行ったのに、毛を植えたところの周囲のもともとある毛が抜けてしまう現象です。

ショックロス

なぜ「ショックロス」が起きるのか???

原因は明確にはなっていません。しかしながら2つの可能性が考えられます。
原因①穴をあける際、既にある毛の毛根を切断してしまっている。

  • 毛根の切断
    穴をあけると同時に既存の毛根を切断してしまう。
  • 切断した毛は生えない
    切断した毛は生えなくなってしまう。

原因② 限界を超えた密度で植毛を行うと、既にある毛への酸素・栄養供給が落ちてしまうため。

  • 最適な密度
    最適な密度で毛がある場合、血管を通して毛髪1本1本に十分な酸素と栄養が行き届く。
  • 高密度
    高密度になりすぎると1本1本に行き届く酸素・栄養素が少なくなってしまい、結果毛髪を維持できず抜けてしまう。

デメリット
ARTASⅡなら!

  • 最適な密度
  • 高密度

ロボットがもともとある毛髪の生えている角度や密度を解析しているので、切断や無理な密度の植毛は避けることができ、ショックロスの軽減につながります。

デメリット
以上のようにARTASⅡなら!

ARTASⅡのメリット

ARTASⅡでは事前に取り込んだ画像を元に、新たに植える毛髪の密度、角度、毛流をこのようにシミュレーションできます。最終的な仕上がりを確認し、その通りになるようにロボットが穴をあけていきます。

工程③Placing
「毛を植える」

アクセス
東京都中央区銀座4丁目3番6号
G4 BRICKS BLD. 5階
最寄駅:銀座駅B4出口 徒歩1分
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